☆梅子杯感想文☆ written by 浜田

皆さんこんにちは!今回、梅子杯の感想文を書かせていただきます一年の浜田みなです。
文才が無いのを隠すためにスペイン語か中国語で書こうと思ったのですが、Fさんに先手を打たれてダメだと言われてしまったので、日本語でいきます。(。-_-。)

まず、エリミネ。

梅子杯に出場する四人を選ぶため、先輩方が朝早くから夜遅くまで、分担して審査してくださいました。わたしはエリミネでは現時点での自分の力を出せた感覚があり、(これで四人目までに入れなかったら仕方ないかな…)と思っていましたが、幸い代表の1人に選ばれて、平本くん、りこ、そしてあやかちゃんと梅子杯にむけて約一ヶ月間、練習する日々が始まりました。
梅子杯出場が決まった直後は周りからの期待や同期のみんなに対する責任、結果を残す義務みたいなものを感じて、四人であ〝あ〝〜(°_°)となることもありましたが、足りない知識や能力は練習で補うしかない!と思い、先輩方のリソースをフル活用して練習を始めました。ただ、あやかちゃんとわたしは空きコマがほとんど被らないという悲劇に見舞われ、この時期はだいぶ焦ってました…。平本石丸ペアが猛烈な勢いで練習していたこともあり、本番直前には合宿(という名のお泊まり)をしてなんとか練習量を補おうとしたりもしました。あと、KDS練にも二回お邪魔させていただき、ありがとうございました(^-^)!

土曜日の予選@東京外国語大学

朝は、平本石丸ペアに置いていかれることをなんとか免れて外語大に着きました。各大学から四人とはいえ、西日本からもディベーターが集まっているだけあって見慣れない顔が多かったり、心なしかいつもの大会以上に空気が張り詰めていて少し緊張してしまいました。
この日は割と調子がよく、初めてオープンラウンド3勝しました!プレパ練をしてきた甲斐があってあやかちゃんとの意思疎通もうまくいき、スピーチも自分が納得できるレベルにはできたと思います。あと、サイド運にも恵まれました。(ちなみに、ブログにチーム写真として載せられた自撮りは、この時にあやかちゃんと調子にのって中庭で撮ったものです(・・;))
サイレントラウンドである4ラウンド目は2チームとも残っていた東大と慶応がそれぞれ当たり、UTとしてどちらかは勝たなきゃな…と思って緊張してました。案の定、つよかった…。笑

日曜日のブレイクラウンド@津田塾大学

津田塾大学は落ち着いたneighborhoodにありました。正門を入ってすぐ、なぜかイルミネーションがあったり植木が変なセンスを発揮してたりで、女子大は違うな…と圧倒されました。
朝のブレイク発表で、4ラウンド目では東大は2チームとも慶応に負けていたことが判明。なんとなくそんな気がしてはいたもののやはり残念で、これはどちらかのチームが慶応に勝つまでは帰れないな〜なんて言ってました。それに加えて、周りの先輩方が容赦なく「グラファイ行ってね(^-^)」とか「優勝してね(^-^)」とか仰るので、内心めちゃくちゃ焦りました。笑
そこからはラウンド毎に、「motion発表を待つ緊張→プレパでの焦り→試合中のアドレナリン→試合後の爽快感→人々の感想を聞いての不安」みたいなことの繰り返しでした。試合を重ねるにつれて、Tokyo Bや他大の友だちの名前が対戦表からだんだん消えていき、寂しさとともにラウンドの難易度が上がっていくのを感じました。でも、同時にオーディエンスの数も徐々に増えていき、皆さんの頷きやヒアヒアを話し続ける気力の糧としている私は、大変助かりました(^_^;)手強い相手との戦いが続くなか、わたしたちがなんとか勝ち進むことができたのは今考えるとミラクルだったと思います。
そして迎えたグランドファイナル、なんと相手は前日に負けたKDS A!この2人とは前日に友だちになっていたので、ここまで来たことだし結果がどうなっても満足だと思ってあまり緊張せずに臨むことができました。出されたmotionは、THW introduce 100% inheritance tax. なんじゃそりゃ…と思ってプレパの前半はとにかく焦ってました。が、先輩方に教えていただいたことを必死に思い出し、思考停止から脱出してなんとか話をまとめて会場に戻りました。試合開始後は割と落ち着いて考えることができ、サインポストはミスりながらもなんとか伝えたい話はできました。あやかちゃんもリバッタルやコンパリをばっちりしてくれたので、したい話をして決勝を終えることができました。

 


















決勝まで行けただけで満足とは言ったものの、結果発表のときは、もしかしたら優勝できるかも…という思いがやはり浮かんできて緊張しました。そのせいか、"The winner of the grand final is...Tokyo A!!"というアナウンスを聞いたときにすぐには反応できず、後ろにいたまゆにハグされながら「東京五輪の発表みたいだな〜」なんて思っていたのを覚えています(笑)
そのあと振り返って最初に目に入ってきたのがUTDSの仲間や先輩方の笑顔で、わたしはその瞬間が一番うれしかったです。今まであまり部活などにのめり込んだ経験がなかったのですが、この時はみんなが心から喜んでくれているんだなということが伝わってきて、UTDSにいて本当によかったと思いました。そのあともう少し周りを見回すと他大の友だちや先輩方もにこにこして拍手してくれていて、横にいるあやかちゃんも本当に嬉しそうで、文章ではうまく表せませんが、とにかくかなり感動したということです。
(スピーカー賞をもらいに行ったときUTのみんなが一斉に名前を呼んでくれたのも、恥ずかしかったけどやっぱりうれしかったよありがとう>_<)

梅子杯が終わってひと息つく間もなく今はBPノービスにむけての練習が始まっています。私にとって、プレパ練というものを集中的にしたのも、パートナーとお互いの強み・弱みを把握して補い合おうと考えたのも今回が初めてでした。今までは本当に行き当たりばったりでディベートをしていたし、もっと強くなるために自らできること、するべきことがたくさんあるのに気づいていませんでした。梅子杯を通してディベートの世界の入り口にやっと立てたかな、と感じています。
私目線で見た梅子杯は、こんな感じです。ジョークも教訓もなく本当に感想文としかいえないものですが、来年以降梅子杯に出る後輩の役に立てばな、と思います(^-^)

最後に、感謝の言葉を述べさせてください。
差し入れや青いシャツでの応援(笑)など細かい気配りをしてくれたUTDSのみんな、たくさんの時間を割いて指導してくださった先輩方、大会当日良きライバルとして戦い、時には元気付けてくれた他大のディベーターたち、励まし続けてくれた家族と友だち、大会をスムーズに運営してくださった津田塾大学の方々とコミの皆さん、ありがとうございました。こんなにいい経験ができたのは皆さんのおかげです。
そして誰よりも、あやかちゃん、りこ、平本くん。梅子杯に向けての練習期間、焦りとプレッシャーを分かち合って助け合った仲間としてこれからも信頼してるし頼らせてもらいます。
みなさん、本当にありがとうございました!

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