エリザベス杯感想

一年生の山谷です。まず、一年生の分際でこんなに感想を書くのが遅れてしまって非常に先輩に申し訳ないです。ごめんなさい。そして、本当にエリザベス杯は楽しかった!ラウンドごとにチームモットーを決めて楽しませてくれつつも、たくさんのアドバイスをくれたペアのThomはもちろん、大会を運営してくれたICUの皆さんやUTDSの先輩にもとても感謝しています。

笑顔の眩しい山谷女史。
今回は楽しかったと同時にいろいろと学べた大会でもあったので、いくつか感じたことを箇条書きでまとめようと思います。

l  リーダーとメンバーの役割のようなものをもっと意識するようになりました。今回はずっとリーダーをずっとやっていたわけですが、リーダーはメインになるargumentをしっかりと立てられれば良いということ、そしてそのためにペアとしてプレパの時間を使わなければならないことを実感しました。

l  Round 1の一番始めで言われたのは、「テンプレートは使わない方がいいよ」ということでした。今まで無理に当てはめようとスピーチ中にしていたよりも、自由でやりやすい面もありましたが、その分、しっかりと聞いている人にわかりやすいようにsignpostして、structureを考えるのも難しかったです。

新入生たちの笑顔もピックアップ。
l  この大会で初めてPOIなるものを知りました。トーマスに何かと尋ねたところ、”A POI is a brick that you throw into your opponent’s argument.” いろいろな使い方があるけれど、conciseに、戦略的に相手のargumentを弱めるものなのだそうです。そして、自分のスピーチ中にされたら、必ず一度は取らなければいけないと言われました。実際に、彼が使っていたのは、Round 1: THW allow organ transplants for profitOppだった時。相手側が「政府がちゃんと管理すれば均等に臓器を配分できるはずだ」と言ったところ、「もし、君が腎臓を50万円と1億円で売れるとしたらどっちで売りたい?」という質問の形でPOIをしていて、すごく説得力があるなあと驚きました。私はまだ全然使いこなせていませんが、これも研究していこうと思います。

l  個人的な失敗として、time managementが一番大きなポイントかなと思います。7分を計画的に区切って話す、そして全部言えなったとしてもしっかりと役割は果たせるように優先順位をつけて話すことの重要さを感じました。

プライズおめでとうございます!!
ざっと覚えている範囲ではこんな感じです。エリザベス杯はとても楽しかったし、これからもディベートをしていきたいというモチベーションにもなりました。今回は私がリーダーとして言い切れなかった点はすべてトーマスに埋めてもらえたので、安心して取り組めましたが、二週間後の若葉杯にはもっとパワーアップして臨みたいです。

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