SMU Hammers 2013 感想

こんにちは。SMUHammers2013にジャッジとして参加した三年の三澤です。少し報告が遅れすいません。そして実は三年目にして初記事です笑 まあそんなことは置いておいてさらっと報告と行きましょう。

ブログに使ってくれと言わんばかりの写真写りの良さ。
 1SMU Hammers とは 2、日ごとの流れ 3、個人的体験・感想

1SMU Hammers とは
シンガポールのSingapore Management Universityで開かれるAsian styleの大会です。今回は5/10~5/12で予選5Round、本戦4Roundでした。幾人かの先輩に伺ったところUADCの前哨戦らしき位置づけとのことです。
レベルはImran, Robin, Valery などアジアのスターをちらほらみかけると同時に地元の高校生も一定数参加しているといった感じでした。
Motionの内容はTHW ban all depiction of Muhammadのようなみたことのあるようなものからディズニーがスターウォーズの続編を出すことをregretする、サッカーの最近出てきたビッグチームをregretするといった芸能に近いような分野などが予選で出たのも印象的でした。
本人参加者はディベーターはUTのみ、ジャッジとしてKDS 岡氏、ICUOBのトシさんがいました。

キャー、三澤さ~ン!!
例の二人
例のあの人。
2、日ごとの流れ

 一日目(5/9
航空券取得状況の関係で一日早く着く便を予約したため一日目は観光など。しかし格安航空に乗った疲れが思ったより皆に来ていたらしく観光というよりは休むことメイン(?)となり、下松さん提案の“ラッフルズホテルにてスイーツのビュッフェ“というセレブ企画のみ実行。皆そこそこ楽しめた様子。


「憧れだったラッフルズホテルのハイティー♪」 FBより抜粋
井上先輩「 Dicta…頑張って下さい!
下松「↑何のことでしょうか?w」   FBより抜粋
何があったのか……。
二日目(5/10
大会が16:00スタートであったためそれまで観光。屋台街のような場所で大衆的な食事をとり、そのまま観光名所である海辺ぞいを歩き、マーライオン前で写真をぱしゃり。(ついでにいくらかのメンバーがFBのプロフ写真を調達しようとしてみる(自分含む))

ブログに使ってくれと(以下略)
 そして大会スタート。運営が色々と手間取っているようで約2時間ぐらい遅れてのスタート。部屋が狭くジャッジとディベーターは別部屋に。こころなしかジャッジルームの方がテンション低そうな様子。一日目はR1のみで終了。多くの部屋でTHW ban all depiction of Muhammadが選択された様子。自分はシンガポールの高校生とマレーシアのそこそこうまそうなチームの戦いをジャッジ。

大会中お疲れの様子
端々に有名ディベーターの姿も

三日目 
朝早く集合させるも案の定ラウンドはだいぶ遅れてスタート。R2~R5まで一気にこなす。ディベーターは最初負けが続くも奮闘している様子。
自分は見ているラウンドのレベルがなんとなく下がっていったような気がするもぎりぎりチェアが続く。R5R2で見た高校生チームを見て自分がR2でだいぶ丁寧にリフレクした後ちょっと改善された感じがしてほっこりする(ちょっと思い入れがあると公平にジャッジしにくいので注意)スケジュールはどんどんずれブレイクナイトでは夜の12時近くに。ちなみに最後2ラウンドは川口もチェア(!)

四日目
ブレイクした人がいなかったため朝は各自自由行動ということに。チャイナタウンやモスクを見に行ったメンバーや最初からラウンドを見に行った人、腹痛で動けなかった人などいました。自分は予想以上に疲れていたらしくちょっと遅めに起き、ぶらっと朝とも昼ともつかない食事をとってSFから観戦スタート(若干行動が遅かったことを後悔)
表現力、マターの詰まったスピーチやそれを見るジャッジの様子など色々勉強となる。
GFmotionTHW celebrate the legacy of Thacher.  (選ばれなかったもののアメリカは広島、長崎にもう一度謝罪するべきみたいなmotionもありドキリ。やはり日本の原爆の話は今でもグローバルに問題意識がもたれてるのだなとか思う)
どちらも迫力のあるディベート。

最後はアイリッシュパブなるところで飲んで〆

映画「The Urtra Tremendous Eight」
 
 3、個人的体験・感想
さてここから感想的な部分を書いていきます。(すでにちょくちょく混ざっていたかもですが)
そもそも自分がなぜブログを書いているかというと、ジャッジブレイクはしなかったものの5ラウンドすべてチェアジャッジをやらせて頂き、実はそれが何気に公式大会初チェア(笑)だったので個人的にはめでたく、その辺を優しい後輩たちが気遣ってくれたというわけですw
さて5ラウンド海外チェアをやってみた感想ですが、色々刺激的なことがありました。

・とりあえず英語のレベルが高い。。
まあ想像つきますよね。シンガポール人が英語ネイティブだったのでなおさらですが、Toshiさん曰くJPDUの大会-2点くらいでスピーカースコアつけると良いと言われました。
あと個人的にはジャッジはある意味ディベーターより英語力が必要なところがあるなと思いました。それはRFDへの質問へのレスポンスやリフレクを話したり、その場でパネルとディスカッションしたりする時にアドリブが必要で難易度が高いからです。

・自分への評価
またジャッジのスコアが結局開示されなかったので正確に自分の評価が分からないのですが、クローズラウンド(一年生向け注:ディシジョン、RFDをディベーターにその場で直接言わないラウンドのことです)でパネルの二人とディスカッションしたあとに間違えて自分への評価を書いてもらいました。(本当はパネルから評価をもらう必要はありませんでした) その時自分はマイナーボートだったんですが、自分のディシジョンには自信があり(パネルが二人とも高校生だったというのもあって)話し合って、二人とも自分の話にうんうんといって帰っていったのですが、こっそり二人の評価を見るとひとりは4(チェアで良い)、だったのですがもう一人は3(この人はチェアをやるべきではない)と評価していました。それは自分的には割と衝撃で(その彼のなまりが強くあまり聞き取れなかったというのも要因の一つだとは思うのですが)自分のジャッジとしての研鑽の必要性を強く感じました。(あとEnglishも)

漢は背中で語る。
 ・総じて
一応自分の能力不足を補おうとディベーターにはできる限り丁寧にRFDの説明やリフレクをしたつもりで(もちろんスマートにまとまっている方が理想ですが)割と多くのディベーターには笑顔で帰ってもらい、一回一回やりがいは感じました。しかし見るラウンドのレベルが下がっていったことや、リフレクに納得しなかった人などの存在は自分のレベルがまだまだ改善の余地があることを示しているので頑張りたいと思います。またラウンド後に良い雰囲気を作ること、安定して聞いて堂々としゃべりディベーターを不安にさせないことなど、RFDをジャッジの“マター“と言うならばジャッジの”マナー”と言えそうな部分も重要だなと肌で感じました。(ブレイクラウンドのジャッジは雰囲気の頼もしさを感じました)

またジャッジとしての感想が多くなりましたが、シンガポールは色んな文化が混ざった面白い国で(公用語の4か国語で電車の注意が書いてあるなど)、少し町をぶらっと歩くだけでも面白かったです。そして一緒にいってくれた2年生のメンバーたちもお互い助けあったり一緒に観光や大会を楽しめてよかった、ありがとう!

これからも少し忙しくなるけどディベートは続けていきたいと思っているのでよろしくです!

以上SMUHammers2013報告・感想でした。

コメント

山岸 さんのコメント…
お疲れ様でした!
三澤 さんのコメント…
山岸君、ありがとう!